シンメトリーのような、アシンメトリーのような

こんにちは。

アートふじみの木村です。

 

本日は、おとなクラスAさんの様子を紹介いたします。

 

今回Aさんには質感の違うモチーフを

複数組み合わせて描いていただいています。

 

メープルシロップの入った瓶、

取手が金属のように光っている陶器のポット、

立方形の缶、バナナと布です。

 

今回は、モチーフ選択もモチーフ組みも

全てAさんにやっていただきました。

たくさんのモチーフが画面の真ん中に集中している

配置を選んだAさん。

「みっちりした感じを描きたかった」そうです^^

 

「こんな風にしたい」とか「今回はこういうことを大切にして描いてみよう」など

描き始めの段階で目標を定めるのはとても良いことですね。

 

こちらがAさんの作品です。

アシンメトリーとシンメトリーの

両方の面白さを持っているような、面白い構図ですね。

画面左右下に布の切れ目を入れて頂きましたが

それによってさらにぎゅっと寄った、「みっちりした感じ」が

強調されました。

 

ここに花柄を入れると、さらに密度が上がりますね。

ひとつひとつのモチーフがきちんと主張している

正々堂々とした絵に仕上がりつつあると思います。

もう少しで完成ですね。

今まで描いていたものに比べて描きごたえのあるモチーフが

多くて大変かもしれませんが、ラストスパート頑張りましょう!