こんばんは。
「アートふじみの」木村和弘です。
今日は私がアメリカにいたときに
衝撃を受けたアーティストを紹介します。
彼の名は、リチャード・シュミットといいます。
画像は彼の「ダルマリーチャーチヤード」という作品です。
![アートふじみの 私の一枚 リチャード・シュミット](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=450x10000:format=jpg/path/sab84246f4129a311/image/i5e926f8b5981a0d3/version/1463219820/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%B5%E3%81%98%E3%81%BF%E3%81%AE-%E7%A7%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%9E%9A-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88.jpg)
私はアメリカの大学に通っていた頃
暇さえあれば図書館でアート系の画集や
雑誌を読みあさっていました。
そのとき、とある雑誌に掲載されていた
1枚の絵に釘付けになってしまいました。
こんなにも繊細かつ大胆でありながら
写実的で色鮮やかな作品を見たのは
生まれて初めてのことだったからです。
この絵は「アラプリマ」という技法で描かれたものです。
「アラプリマ」は描き手の観察眼が問われるので
非常に難しい画法です。
シュミットの作品はアラプリマの技術に長けていただけではなく
モチーフに対する「愛情」「優しさ」「誠実さ」までも伝えてくるようで
私の心は揺さぶられてしまったのです。
こんな絵を描きたい。
それが私の第一印象です。
私はその作家のファンになりました。
そして十数年たった今でも、私の中で
最も尊敬するアーティストの一人です。
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