カラーチャートの大切さ

こんばんは。アートふじみの木村美恵です。

 

 

みなさん、自分の使っている画材のカラーチャート

作っていらっしゃいますか?

 

「色なんて、画材を見れば分かるじゃない」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

紙に色を置いたときと画材の色って結構違うんです。

 

例えば、水彩色鉛筆。

カラーチャートを作っておけば、一本の色鉛筆で

どれくらいのグラデーションが出せるのか一目瞭然ですし、

水彩色鉛筆は、乾いている時の印象と水で濡らしたときの印象が、結構変わるんです。

水で濡らしちゃってから「こんな雰囲気になるなんて!」と

慌てるよりも、事前に色の変化が分かるようなものを用意しておいた方が

良いと思いませんか^^?

 

 

そして、透明水彩絵の具。

こちらは固形ですが、透明度の高い絵の具ほどパレットに並んでいる

状態のものと、全然色の印象が違うんです。

それに、水彩は濡れている状態と乾燥後では印象が変わるので

「最終的にこの発色になるんだ」と把握しておいた方が

完成予想がしやすくなりますよね。

写真のカラーチャートはパレットに収納する用なのでサイズが小さめですが、

水彩色鉛筆同様、グラデーション塗りをしたものも

用意しておくと便利です。

 

また、カラーチャートを画材屋さんに持っていって

新しく購入する色と見比べるようにすると、

似たような色を購入してしまうことを防げます^^

 

 

というわけで、アートふじみのでは、カラーチャートを作ることをオススメしています。

自分の使う画材のことをきちんと把握しておくこと、大切ですよ。

絵を描いてらっしゃる方は参考にされてくださいね。