鉛筆の色味と描き味(瓜のデッサン)

こんにちは。アートふじみの木村美恵です。

 

 

本日は大人クラスJくんの作品を紹介します。

 

モチーフはJくんが持参した「隼人瓜」。

 

ゴツゴツとした表面が特徴の食物です。

ひとつひとつ違った角度から

uniとステッドラーのそれぞれBと2Bの鉛筆を

使用したデッサンです。

 

 

uniは三菱鉛筆の商品名、ステッドラーはドイツのメーカーです。

 

マニアックな話ですが、実は鉛筆ってメーカーによって

発色や使い心地が違います。

 

uniの発色は少し茶色寄りで、

ステッドラーの発色は少し青寄り。

uniの描き心地は少々粘りがあって、こっくりとした感じ。

ステッドラーはuniに比べるとキレがあります。

 

私はステッドラーの描き心地の方が好きですが

この辺りは本当に好みの問題なので、

どちらを使うかは生徒さんひとりひとりにお任せしています

(通常併用している方が多いです)。

 

興味のある方は描き比べしてみると

面白いかもしれませんよ^^!

 

 

さてさて、J くんのデッサンですが

鉛筆のタッチを工夫して、瓜の独特な表情がよく追えていますね。

回り込みも丁寧に描きこむことができました。

 

鉛筆の硬さとメーカーの違いによる差には

気づけたかな?

タッチが荒くなってきたなと感じたら、意識的に

休憩を取って、丁寧に描くことを心がけると

さらに良くなりそうですね!

次回も楽しんでレッスンしましょう^0^