こんにちは。
アートふじみの木村和弘です。
今日はジュニアクラスの絵画を紹介します。
小学5年生のMちゃんのレッスンは、三原色の勉強からスタートしました。
「『三原色』って知っている?」の問いにMちゃんは
「青、赤、緑」と答えてプリントに赤と青と緑を塗ってくれました。
「そう!よく知ってるね、ただ、三原色には2種類あって、
光の三原色は『青、赤、緑』で色の三原色は『青、赤、黄』なんだよ」とお話すると
「ふーん」と興味津々の様子。
光の三原色と色の三原色、似ているようで実は仕組みが全然違うんだよね。
また別の機会に光の三原色についてはお話しようと思います。
その後、絵の具の三原色で色相環を作成。
三色だけでもたくさんの色ができることを実験しました。
最近ずっと写生をしていたMちゃんですが
「今日は想像で描いてみる!」と。
完成した作品が右上↑。
赤ちゃんを抱く、お母さんの姿です。
お母さんの表情や赤ちゃんに添えた指に
愛情が溢れていますね。
淡い色の中にもサラリと塗った部分と
類似色を複雑に組み合わせて塗った部分があり
センスがキラリと光る作品になりました。
続いて小学6年生のKちゃん。
最近のKちゃんは石膏の基本形態を鉛筆でデッサンしています。
形状によって微妙に変化する陰影を
濃淡でいかに表現するのかがデッサン。
実は前回初めて球体デッサンにチャレンジして(写真1枚目)
今回再チャレンジしました(写真2枚目)。
難しい球体の陰影を一生懸命丁寧に追いました。
前回に比べ球体にできる陰、その徐々に変わる様子が
よく観察して表現できています。
また、台に落ちる複雑な影の形もよく追えていますね。
デッサン上達の秘訣は一言でいうと「枚数を描く!」につきると思います。
いろいろな技術を覚えながら、これからも描き続けてね。
たくさんの子供たちが大人になっても絵を描くのを
好きでいてくれたらなあと思います。