あたたかい水彩画

こんにちは。

アートふじみの木村和弘です。

いよいよ10月に入りました。

朝晩とても過ごしやす季節となりましたね。

芸術の秋!何処かスケッチでもいきたいですね。

いつもブログをご覧頂きまして

ありがとうございます。

 

今日は大人クラスの水彩画作品を紹介します。

 

 

今回Nさんは水彩で

キリンを着彩しました。

今まで風景や人物を中心に

描き進めてきたNさん。

新たなジャンルにも

積極的に挑戦されています。

 

模様ひとつひとつをよく観察し

光の当たっている部分と

影になっている部分を

丁寧に描きわけられていますね。

 

同じ茶色でも

温かみを感じる茶色と

冷たさを感じる茶色を

見ることができるかと思います。

 

微妙なバランスで暖色・寒色を

コントロールすると

そこに光を感じる絵が

描けるのだと思います。

 

キリンの顔の表情も可愛らしく

Nさんの人柄が感じられる

優しく、暖かい作品に仕上がりました。

 

 

次の作品はYさんの作品です。

水彩色鉛筆を使って描かれました。

Yさんにとっては

初めて挑戦される画材、水彩色鉛筆。

色を使うのは難しいと

仰っていたYさんですが

建物の光の当たっている部分と

影になっている部分の

描き分け等

濃淡をしっかり

コントロールできています。

 

試行錯誤されていた

遠近感についても

自然な感じで

綺麗に仕上がっています。

窓ひとつひとつを

丁寧に変化をつけながら

描き込んだことで

奥行き感を表現できたのだと

思います。

 

賑やかな通りの様子が伝わってきてます。

 

絵を描く際

色という要素が加わってくると

デッサンの時に比べ

複雑になってきますが

最初は少ない色数で描き始め

徐々に色数を増やすことがよいかと思います。

モノトーンなど1色で描き始めるのも

いいかもしれません。

 

Nさん、Yさんこれからも

楽しく絵を描いていきましょう。